2015年12月18日金曜日

クリスマスおめでとうございます


                  〔 クリスマスおめでとうございます 〕

保護者の皆様方、今年も主キリストのご誕生日(クリスマス)が訪れて参ります。
心よりお慶びを申し上げます。日頃のご支援とご協力に対して心より感謝申し上げると共に
この度のクリスマス発表会におきましても、たくさんのご声援ありがとうございました。今年の
年長の聖劇は、昨年同様に世界の始まり人類の創造と最初のクリスマスともいうべき、
キリストの誕生物語を上手に演じてくれました。そのキリストの誕生をお祝いする本当の
クリスマスがもうすぐやってまいります。
キリストの馬小屋での誕生について、ルカ福音書には「宿屋には彼らの泊まる場所がなかった
からである」とルカ福音書2章7節に簡潔に述べられています。人間の想像を絶するような、
人間が住む部屋ではない動物の小屋で、神の子である人類の救い主イエス・キリストが誕生
することになったのです。
一方、天上の世界では、イエスの馬小屋での誕生の夜には天使の群れが「天のいと高きところ
には栄光神にあれ、地には善意の人に平和」とルカ福音書2章14節に記されている通り、天使
たちによる大合唱が天に響いたと思います。そして天地を揺るがすような天使たちによる歌声が
響き渡っていたのではないでしょうか。光であり、平和の王として誕生されたキリストが、この世界
を訪れて平和を実現してくださるようにお祈りいたしましょう。
このころ、世界を揺るがすようなISによるテロやその危険から逃れるために難民となり、苦悩している人々など悪のはびこる暗いこの世界に、光であり、そして本当の平和をもたらすキリストが訪れ
るように心より願いお祈り致しております。ここでフランスにおけるISによるテロによって1歳半の
息子をお遺してなくなった被害者のご主人のインターネットの書き込みは感動に値するものがあり
ました。「君たち(IS)に憎しみと言う贈り物はあげない。君たちの望み通りに怒りで応じることは、
君たちと同じ無知に屈することになる。憎しみに屈するわけにはいかない」。「わが子の憎しみに
は愛を」との新聞記者には、キリストが十字架上のから自分を磔にしたユダヤ人たちのゆるしを
父なる神に祈ったイエス・キリストの姿を見る思いがしましたと。「ゆるしと平和」にキリストの誕生
の意義があったからです。
さて、今年も子どもたちの成長を感じたクリスマス発表会だったのではないでしょうか。
「感動した」「すばらしかった」などのお声をたくさんの方から耳にしたとき、子どもたちがよく頑張る
ことができた、もっている能力をよくひきだせたことを思って、とても光栄に思っています。今回の
発表会での新しい発見をこれからの保育に繋げていくように努力していきたいと思います。今冬は
暖冬という予報ですが、それなりに寒さもやって来ることとおもいます。どうぞご自愛くださいませ。
なお、今年も12月25日クリスマスの日に、3時から園児や保護者、園児の兄弟姉妹のために
クリスマスのお祈りとお祝いをおこないます。どなたでもお気軽に参加できます。新しい年も
どうぞよいお年でありますように。